2016-01-01から1年間の記事一覧

魅せられる

誰も読んでいないだろう、気安さから。 いちねん前、この地に越してから馴染みの八百屋ができた。八百屋といっても洗剤など暮らし周りの買い物もでき、長く有機ものを商う頼もしさ。 この店は知人のKさんから知った。昨日やっと店主にそのことを告げると 「…

破綻

ある一視角からのアイディアとして。政策(なんらかの施策)が決定・実行されるとき、はっきりしている必要があること。 実行者と受給者、リソースを発する者と受ける者。わかりやすいリソースの一つが予算。 新たな政策の始動と同時に、巨大マーケットが出…

鬩ぎ合うもの

生きている手応えが増していく力を集中させるところが明確になっていくそんなとき鬩ぎ合う声は大きくなる生きよ。もう、終わりでいい。ますます大きくなる

根底にドライブするもの

先日ある友人がFacebookでシェアしてくれたスザンヌ・シマードさんのTED映像。https://www.youtube.com/watch?v=dRSPy3ZwpBk森の地下には菌根のネットワークが張り巡らされ、木々を繋ぎ、森全体が一つの身体であるような、自律再生のシステムが編まれている…

雪雲

雪にはならなかった。でも雪雲の気配は濃厚だ。その重さと沈みこむ。わたしは、痛み、を媒介としてしか、世界と繋がれないのだろうか。じぶんの歓びを大事にすると、どんどん世界から切り離されてしまう。どうしてなのだろう?正直言って、歓びを循環させる…

船は出た

自分としては終わりにしたつもりはなく以前のように続いているつもりなのに、ある時を境に潮目が変わってしまうことがある。手を伸ばしても岸にはもう届かない。船はもう出てしまっていたと知る。私はもう、違う船で航行始めたのだ。

ある朝に

去年の11月だったか、12月だったか。ある朝、起きるなり大泣きした。声を上げて泣いた。 自分の全身全霊を捧げることのできる仕事がしたい。 ずっとそう思ってきた。探していた。突然に。急速に一点に収束して理解した。それがなんであるか。そしてもうそれ…

ふたつの孤独

私のいのちが果てるときには、土に還りたい。土葬であれば直線的に土に還っていける。大きな生命の循環という還る場所。土葬社会とは私にとってその巡りが物理的に約束された社会であり、なんとも心の安らぎを感じる。魂の永続や来世は、求めていない。しか…

遠心分離とビックウエイブ

あれは大学3年の2月頃だったか。朝日新聞社の社員登用試験の「模擬試験」なるものを受けた。そのときの小論文テーマは確かこんなふうだった。「なぜバブル経済が起こり、なぜはじけたのか、説明せよ」今にして思えば、あの頃はまだメインストリームのメディ…

いのちを養う食べ物

りんご。私にとっては、まさにいのちを養う食べ物だ。以前食事をすると、激しい腹痛がする時期があった。それ以外はどこもなんともないので、普通に仕事もしていた。でもとにかく怖くて食べられない。そんなとき、唯一口にできたのが、りんごと味噌汁。味噌…

レモンジンジャーな夜に

お茶もチョコも。レモンジンジャー、好きらしい。すべての生命のなかで、なぜ私たち人間だけがこんなに愚かなのだろう。生態系の一員であること。大きな生命の営みの中でしか存在しえないこと。なぜ人間だけが、いとも簡単に忘れ、切り離され、踏みにじるこ…

未知を生きる自由

明日があるなんて、思えなかった。長い間、そうだった。10代の後半から40歳を越えて数年が過ぎるまで。今日いちにちという日でぎりぎり精一杯だった。明日があるらしい。そう思えるようにはなった。けれど…ひと月先とか、いち年先に、じぶんが生きている姿は…